人事評価制度

人事評価制度のコンセプト


あなたの可能性に自ら気づける制度

あなたは会社に何を求めますか?

私たちは、あなたと「会社のビジョンを共有し一緒に成長したい」と思っています。そのために、「会社と共に成長」し「長く一緒に歩んでほしい」と考えています。制度構築にあたり「スタッフの声を反映」させると共に「会社のメッセージを明確化」し、「あなたの可能性に自ら気付ける制度」を導入しています。

人事評価制度によるPDCA

キャリアレベルに応じた役割を明確化し、その役割に基づいた行動を行っていきます。その行動・結果について面談で上司と話し合い、複数の評価者からフィードバックを得ます。フィードバックに基づいて、あなたの成長に応じた役割が新たに与えられます。
 

人事評価制度の効果


キャリアステップの可視化でスタッフの安心感
スタッフに期待する成長の方向性を示すことで、どのような事に、どのように取り組めばよいかを明確化。自らのキャリアアップに向けて、自己研鑽に取り組んでいただけます。
公平な評価・処遇で納得感
人事評価にもとづいた処遇を決定します。6か月ごとに運用する評価シートをベースに年一回の昇進・昇格・昇給を決定。評価シートに書かれている項目に関して、面談ベースで評価を行うので、処遇に納得していただけます。
コミュニケーションの活性化
能力向上や成果追求には日々の不断の努力が不可欠ですが、ひとりで努力し続けるのは難しいものです。人事制度の運用によって、スタッフが向上心を持って仕事に取り組むことができる雰囲気を醸成していくことを目指します。

制度の枠組み


キャリアパスについて

役割等級制度のポイント
それぞれのスタッフが担うべき役割に関して、基準を定めた格付けを「等級制度」といいます。当社が採用している「役割等級制度」は、職責を果たすために、等級ごとに、期待される行動を簡素化し、大くくりにしたものです。職種別に等級基準を設定していますので、それらをキャリアパスと捉えて、自発的に取り組んでいただけます。
等級と役職について 
「等級」と「役職」を分離した制度を採用しています。これにより、ポジション不足によって昇格ができないという事がありません。等級フレームに沿って、スタッフ自らが描くキャリアパスを歩める仕組みを導入しています。
等級制度フレームについて
当社の等級フレームは、「E1」「E2」「L1」「M1」「M2」「M3」の6段階に分かれています。各等級(レベル)には、担っていただきたい「役割」が職種ごとに定められています。自身の属する等級の要件をクリアし、次の等級に定められた役割を担っていただけそうだと評価されれば、昇格をしていただけます。また、L1以上は所定の審査をクリアする事によって、「主任」「課長」「副部長」「部長」といった役職に就いていただきます。
等 級役 職役 目
-経営幹部 社長 取締役 執行役員自分の人生=会社の運命と思い行動できる人。全社的な目線で、常に長期的なビジョンを描き、経営資源を最大限有効活用する事を考える。全従業員から厚い信頼を得て、全従業員とクライアント・取引先のために本気で時間を使う。
M2 M3部長・副部長事業部の全責任を負っているという高い意識を持ち行動できる人。経営幹部と価値観を共有し、経営をサポートしながら会社全体の運営に携わる。事業部や組織全体を俯瞰して、部署の成長・部下の成長を支援する。さらには組織の全体像をも俯瞰しながら、組織の長として活躍する。自ら管轄する事業部だけでなく、部署間の連携を常に意識し会社全体としての発展を考える。人間力・人格も要求され、やり甲斐がある。
M1課長・次長 経営と一体となり、部長をサポートし、課の発展を第一に考え行動する。会社、部の方針を理解し、課を俯瞰しながら適切な運営を行う。管轄するグループ内の部下を育成・支援する。自ら管轄するグループだけでなく、部署間の連携を意識し会社全体の発展を考える。
L1主 任 クライアント・取引先の発展に寄与する為に、自身の技量を高めると共に、下位スタッフの指導・育成を行う。自身が関係する業務においてリーダーシップを発揮し取りまとめる役割を担う。課長をサポートする。それが自分自身の成長にも繋がる。
E2 E1一般社員会社のルール(就業規則、人事制度)を十分に理解し、7Be(行動指標)に定められた価値基準に基づき、与えられた仕事を忠実に行う。それにより、ビジネスパーソンとして自身を成長させる。

評価制度の流れ

評価制度は、スタッフの行動や成果などのがんばりを適正に評価し、振り返り、改善へとつなげていく制度です。単なる給与査定のためのものではなく、スタッフ自身が良かった点や悪かった点について、しっかり把握し、成長に繋げていく為の制度です。
定期面談の実施
スタッフに期待する成長の方向性を示すことで、どのような事に、どのように取り組めばよいかを明確化。自らのステップアップに向けて、自己研鑽に取り組んでいただけます。
期間を経て評価の決定
人事評価にもとづいた処遇を決定します。6カ月ごとに運用する評価シートをベースに年一回の昇進・昇格・昇給を決定。評価シートに書かれている項目に関して、面談ベースで評価を行うので、処遇に納得していただけます。
面談でのフィードバック
能力向上や成果追求には日々の不断の努力が不可欠ですが、ひとりで努力し続けるのは難しいものです。人事制度の運用によって、スタッフが向上心を持って仕事に取り組むことができる雰囲気を醸成していくことを目指します。

明確な評価基準の設定

評価は、「職種別」「等級別」の、『評価シート』に記載されている評価項目の内容に沿って行われます。評価項目には、大きく「業績(成果)考課」「能力考課」「情意考課」があり、明確にどのように「役割に沿った行動」をとれば良いかが記載されています。評価基準を設定する事によって、より詳細なキャリアパスが明確になるので、日々どのように仕事に取り組めば良いかがはっきり見える制度になっています。
業績(成果)考課
スタッフが保有している能力を発揮して実際に行動した結果、どのような業績(成果)を上げる事が出来たかをはかる項目です。売上などのはっきり数字に表れるものだけでなく、数値でははかることができない成果や、行動、努力も評価の対象です。
能力考課
スタッフが身につけた職務遂行に必要な能力をはかる項目です。 評価期間開始時には、身につけていなかった能力を、期間内にどれだけ身につけることができたかどうかをはかります。
情意考課
業績(成果)や能力でははかることが難しい「やる気」や「責任感」「協調性」など、取り組み姿勢をはかる項目です。情意は必ず行動や態度となって表れるので、日々の行動によって評価されます。当社がビジョンに掲げる「自ら新しい未来を切り開く人を育成」や「7Be(行動指標)」のマインドを持って行動に移しているかなども評価の対象になります。